予防接種について
赤ちゃんは誕生時に母親から免疫を引き継ぎますが、成長と共に引き継いだ免疫が減弱し、自分が病気にかかることで新たに免疫を獲得していきます。この免疫が減弱した時期に予防接種を受けることで特定の病気の感染予防と重症化を防ぐことができます。
現在は多くの予防接種があります。お子様の定期接種だけでもスケジュール管理が難しく、任意接種も加えると、どうしたらいいか分からない方も少なくないと思います。当院では、こうしたお悩みのある方に親身に相談の乗り、一人ひとりにあったスケジュールを作成してご提案していきます。気になることがございましたら当院にご相談ください。
なお、一般の成人に向けたインフルエンザや肺炎球菌などの予防接種も行っていますので、ご希望の場合にはお問い合わせください。
定期接種と任意接種
定期接種
予防接種法によって接種が努力義務と規定されているワクチンです。接種費用は、法定接種期間内の接種対象年齢範囲であれば公費負担となるため無料です。ただし、法定期間内に接種できなかった場合には、自費で接種を受ける必要があります。
- 4種混合(DPT-IPV):ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ
- 3種混合(DPT):ジフテリア、百日咳、破傷風※接種漏れなど特別なケースのみで使われます。
- 2種混合(DT):ジフテリア、破傷風
- 不活性ポリオ
- 麻疹・風疹(MR)
- 水痘(水ぼうそう)
- 日本脳炎
- ヒブワクチン(Hib)
- 小児用肺炎球菌
- ロタワクチン※対象は2020年8月以降に生まれた0歳児
- 子宮頸がんワクチン
など
任意接種
定期接種以外の予防接種です。感染力が強く、重症化する可能性のある病気が多いため、定期接種と同様に重要性の高い予防接種です。費用は基本的に自費ですが、助成を受けられる場合もありますので、お住まいの自治体ホームページなどをご確認ください。なお、料金など詳細に関しては、ご予約の際にご確認ください。
なお、ロタワクチン以外の任意接種は成人も受けることができ、当院でも行っていますのでお問い合わせください。
- おたふくかぜ
- 麻疹
- 風疹
- B型肝炎ウイルス
- ロタワクチン※2020年7月までに生まれた小児
- インフルエンザウイルス
- 成人用肺炎球菌
など